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 ■■■ 蓄熱暖房機の選び方使い方
 基礎知識
良い所
快適
クリーン
輻射熱により、床壁、天井をむらなく24時間暖めます。 火を使わないのでお部屋の空気はいつもクリーン。
燃焼による水蒸気が発生せず、結露がありません。
カビ、ダニの発生を抑えます。
長寿命 経済的
燃焼部分がなく、20年以上の耐久性があります。
定期的な費用がかかるメンテナンスも不要です。
夜間の割安な電気を使い、一日の暖房に必要な熱量を夜の間に蓄熱するので経済的です。
静か 便利
燃焼音もなく、静かです。 燃料の補給もなく便利です。
 
 
悪い所
重い
部屋が乾燥気味になる
蓄熱体のレンガの重量が重く、設置すると専門業者でないと移動が出来ません。 水蒸気を発生しない代わりに、部屋が乾燥しますので加湿器が必要になるケースがあります
暑いときは止められません
200V電源工事が必要
蓄熱された熱は自然放熱しますので、暑くても止められません。
窓を開けるか、外気温に合わせて蓄熱量の調整をして下さい。 外気温センサーで自動でする機種もあります。
他の暖房器と違い、200Vの電気を使うので、電気工事が必要になります。
 機器の選定の前に
蓄熱式電気暖房器は輻射熱でお部屋を暖めますので、住宅の断熱性が低いと効力を100%発揮することが出来ません。
高気密、高断熱住宅には最適ですが、それ以外の場合は現地調査をプロに依頼してください。
 
重要 機器の設置に関して
蓄熱式電気暖房器は一般家電と違います。
現場で正しく組立て、正しく蓄熱体を組み込み、正しく配線し、正しく調整する必要があります。
施工を間違えると正しく作動しません。
そればかりではなく、
内部が600度の高温になるため正しい施工をしないと危険です。
必ず専門知識と経験のある認定施工店で設置工事をしてもらって下さい。
 
工事ミスの例
蓄熱体の組込みが上下反対でヒーターが損傷
対流版の組込みを忘れ、ファンを回しても暖まらない。
ファンレバーの設置が逆さまでファンが回らない。

 新築で蓄熱式電気暖房器を後付けをされる場合の注意点

先ずハウスビルダーさんと充分お話をして下さい。
蓄熱式電気暖房器の導入経験が無い業者さんだと話が通じない場合もあります。
建物の仕様によっては、設置効果が得られない場合もあります。

 ハウスビルダー様で準備していただくこと

ハウスビルダーさんからよく問合せありますが通常ハウスビルダーさんで準備していただく工事は下記になります。

床補強工事 壁面補強工事
スティーベルでシーズンセンサーを設置の場合はケーブルの設置も含みます。
床補強はタンス置き場、ピアノ置き場でも同じような施工をしますから特別な工事ではありません。
壁面補強はエアコンの設置面における壁補強と変わりませんので特別な工事ではありません。
万一の地震の時に背面の固定がボードだと危険です。
シーズンセンサーのケーブルはエコキュートのリモコンケーブルの設置と同じですから、特別な工事ではありません。

 蓄熱式電気暖房器のしくみ

蓄熱式電気暖房器の中には蓄熱効率の高い蓄熱レンガが入っています。
この蓄熱レンガを夜間の安い電気を使い200Vのヒーターで加熱して、熱をたくわえます。
最高で翌朝600〜700度に加熱したレンガは昼間にゆっくり放熱します。
放熱方法は自然放熱と強制放熱の2通りがあります。
ファンタイプは自然放熱とファンを回すと強制放熱となり、ファンレスタイプは自然放熱のみとなります。
自然放熱は病院で見かけるパネルヒーターやオイルヒーターと同じと感じと思って下さい。

 部屋にあった容量を選ぶ

蓄熱式電気暖房器は、新築の場合設置する場所の暖房負荷計算をして容量を決めて下さい。
容量負荷計算は各メーカーお客様窓口にお問い合わせください。。
負荷計算が困難な場合やリフォームで蓄熱式電気暖房器を設置される場合は認定の施工店に相談するとよいです。

 設置時の注意点

機器が重いので、設置する床の強度を確認して下さい。

機器が倒れないよう、壁などの補強をして下さい。
機器の周りは充分な距離を取って設置をして下さい。横15センチ、上10センチ、前50センチ以上が基準です。
棚下設置の場合は、熱と乾燥により棚板が反る場合がありますので、板の補強や逃がし穴を開けるとか材質に注意をして下さい。
 
熱が逃げる場所の対策
冬の暖房時の熱が住宅内から流失する割合は省エネ住宅の資料によりますと下記の数値が出ています。
場所 窓等の開口部 屋根 換気扇等 外壁
熱が逃げる割合 48% 6% 17% 19% 10%
 
リフォームに限らず、新築におていも開口部の断熱がいかに大切かが上記の数値よりわかります。
冬は熱を逃がさず、夏は熱を遮断する、これが無駄なエネルギーを使わず(お金も)普通に暮らして省エネ(節約)をするのに良い手段の一つです。
 
参考:リフォームでの熱を逃さない対策

 蓄熱式電気暖房器の設置場所について

先ず、蓄熱式電気暖房器の設置で考慮しなければいけないことは、場所を取るということです。
そして安全の為に、機器の左右に15センチ、上部に10センチ、機器の前50センチ以上の安全離隔距離を保って下さい。
間違っても、蓄熱式電気暖房器を家具等にピッタリくっつけることはしないで下さい。

重量物なので、床下、壁面の強度を確認して下さい。
和室で畳のスペースに置く場合は、設置面積プラス5センチ程度に畳をカットして、そのカットした部分に、畳の高さに合わせた木をカットし、その上に蓄熱式電気暖房器を設置して下さい。

ファン式の蓄熱式電気暖房器を設置する場合は、ファンを回した場合、ファンの吹き出し方向の暖まりが特に良くなります。
居間に設置する場合は、ご家族がくつろぐ場所にファンの温風が当るように出来ると、さらに快適です。

一台の蓄熱式電気暖房器を使って、つづきになった二部屋を暖めたい場合も、設置しない部屋の対角線上にファンのついた蓄熱式電気暖房器を置くと、効果が上ります。

蓄熱式電気暖房器を暖炉風に、掘り込んだ枠内に収める場合は、熱と乾燥に対応できる素材や熱を逃がす穴を、掘り込みした枠の上部にもうけて下さい。ねじれや、ゆがみの原因になります。

 蓄熱式電気暖房器を取り付ける前にしておくこと。

蓄熱式電気暖房器本体電源入り口近くの内壁にプレート付きジョイントボックス(深型)を設けて下さい。

設置場所が決まれば、設置する蓄熱式電気暖房器の容量に合わせて下記の表にある電源設備を工事して下さい。
もちろん電力会社に設置機器の工事申請(届出)をして下さい(アルディミニは不要)
工事申請をしない施工をされてしまったお客さまが過去ありました。
その場合は電力会社の検査もなく、マイコン割引の対象にならず危険と不利益がお客さまに発生します。

総消費電力 配線用遮断器の定格電流 分岐回路の最小電源の太さ
2.0kW 15A 直径1.6mm(2SQ)
3.0kW 20A 直径2.0mm(3.5SQ)
4.0kW 30A 直径2.6mm(5.5SQ)
5.0kW 40A 8SQ
6.0kW 40A 8SQ
7.0kW 50A 14SQ
日本スティーベル施工ガイドより
 ■メーカ別インデックス
白山製作所 蓄熱暖房機/アルディ
AEG(日本スティーベルOEM製品)
日本スティーベル エルサーマット
オルスバーグ Olsberg
グロバリー 蓄熱暖房機/ユニデール
日本ゼネラルアプライアンス 蓄熱暖房機/クレダ
蓄熱暖房機の選び方使い方 −基礎知識−
蓄熱暖房機の選び方使い方 −リフォームでの熱を逃さない対策−
蓄熱暖房機の選び方使い方 −設置、施工、しくみ−
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